
低品質な要件定義により
収益が悪化してはいませんか?
要件定義力のある中堅がいてくれたら、
もっと積極的な提案ができるのに・・・
低品質な要件定義によってプロジェクトの収益が悪化してはいませんか。
要件定義といったいわゆる上流工程の人材を育成する必要性は感じていても実際にはOJT任せになりがちです。
しかし、優秀な上級社員は現場業務で忙しいうえに、十分な人数が居ないため若手に必要なOJTは実施されていないのが現状です。
また、多くの企業の現場ではOJTを実施したくても要件定義のスキルが体系化されておらず、何から始めるかを検討することさえ困難です。
特にロールプレイのような実践的な学びの機会はほとんど実施されていません。
さらに、要件をまとめるスキルのない「御用聞きIT」と呼ばれる様なSierではお客様の信頼を得られないだけでなく、現場のメンバーが何のためにシステムを作るのか理解できていない様であればモチベーションも下がってしまいます。
多くのシステム構築プロジェクトにおいて、上流工程と呼ばれる提案~要件定義の領域における人材不足が課題となっています。
たとえ、受注したいプロジェクトがあったとしても、社内に対応可能な人材が不足していれば提案すらできないこともあります。
もっと、積極的にプロジェクトを立ち上げていくために、優秀な人材不足に悩んでいる企業は多くあります。
要件定義を安心して任せることのできる中堅社員を増やしたいとは思いませんか。
要件定義といってもビジネスの状況から現場の経験/知見レベルによって必要な講義は大きく異なります。
チェンジでは大手Sierやコンサルティングファームから大手製造メーカーまで幅広い業界での要件定義研修の導入実績があります。
御社が今必要な「要件定義スキル」を提供することができます。
ロールプレイ中心の実践要件定義
要件定義の一連の流れを体系的に理解できるだけでなく、1つのモデルケースを素材とし実際にお客様に対して要件定義を実施するロールプレイを中心とした講座となっています。
また、講師から受講生へのフィードバックにより、プロジェクトで求められるレベルと現状との差を体感的に学ぶことができます。

【コース概要】
- システム構築における要件定義工程の位置づけと、その重要性/後続工程への影響を理解します
- 演習課題の実践を通じて要件の獲得から文書化・分析まで、一連の流れを体感し、業務におけるポイントを学習します
【学習のゴール】
- システム構築における要件定義工程の位置づけとその重要性/後続工程への影響を理解する
- 要件を獲得するために必要なヒアリングの基礎的スキルを身につける
- 業務フロー/業務要件定義書の作成スキルを身につけ、業務要件定義の要諦を理解する
- 業務要件に基づくシステム化方針の検討の観点を理解する
- 業務要件の分析・調整の必要性を理解する
研修の流れ【時間割】

総合スキルとしての要件定義の理解と実践
要件定義は単一のスキルではありません。実際の現場では仮設力、ヒアリング、ファシリテーション、ロジカルシンキング、ソリューション提案と行った個別スキルの総合的な実施が求められます。
当研修のロールプレイではヒアリングを中心としたコミュニケーションスキルだけでなく、会議のファシリテーションや論点の整理、あるべき姿の提案まで体験することができます。
研修の流れ【時間割】

ロールプレイによる実践的な理解が得られました。
- いくらでもさぼれる工程である。ただ、地道にしっかり実施しないと後続への影響が計り知れない、とても大事な工程である
- 引き出したら要望をきかなくてはいけないから目をつぶろうと思うのではなく、全てニーズを洗い出してから取捨選択をするべき
- 曖昧な表現をいかに回避して、ユーザー業務の本来の姿を見つけるか
- 会議の場で自分ができていると思ったことが、実際はできていないことに気づいた。
- ヒアリングは準備を入念に行う必要があること。場当たり的な会議はあまり意味のある質問ができない。
- やることだけでなく、やらないことを握ることも重要であること。
- 要件定義は相手意識が重要であるフェーズであること。
- 相手の話をよく聞く、相手に伝わる言葉で会話をする。
※記載した内容は、あくまで受講者独自のコメント/意見であり効果を保証するものではありません。
顧客はベンダーの力の差をよく見ています
この研修では最初の演習で顧客の求めるブロック玩具の要件定義を行います。
複数のチームに別れて完成品を作成しますが、同じ成果物にはなりません。
つまり、優秀なチームとそうでないチームが非常にはっきりと浮き彫りになります。
多くの受講生はここで初めて「同じプロジェクトでも実施するメンバーの実力によって全く結果が異なってしまう」という事実を痛感します。
近年では顧客サイドにもシステム導入の経験が蓄積され、ベンダーの実力は厳しくチェックされています。
セルフジャッジによる自社内の育成ではなく、マーケット基準で求められる要件定義スキル向上の施策をぜひご検討ください。